宮崎県 青島 虹

先日公開した桐蔭生涯学習講座のオンライン展覧会に掲載した宮崎県青島にかかる虹です。
撮影状況について大変多くのご質問を頂きましたので、説明致します。

この日は、一日中、雨予報でしたので、しっとりとした森の風景を撮りに綾町に撮影に行きました。撮影が終わってホテルがある青島に戻る途中から、西の雲が割れて日差しが差し込み始めました。

虹が撮影出来るパターンですので、あわてて撮影場所の選定に入りました。
空が広くて虹が撮影しやすい宮崎空港か、サンマリンスタジアムが候補に挙がったのですが、青島にかかる虹のイメージが捨てがたく、青島に向かいました。

雨雲が東に去るスピードが速く、青島に到着した時には、すっかり晴れていたのですが突然風向きが変わり、雨雲が青島上空に戻されてきて、虹を撮影することが出来ました。

撮影している私たちの場所にも、雨が風に乗ってたたきつける様に、横向きで降ってきました。
この時ほど、レンズフードの存在のありがたみを感じたことはありません。

野鳥撮影

県境を越えられない日々が続いておりますが、自宅近くの公園で、訓練もかねて野鳥の撮影をしております。
4月から始まったオンライン講座(桐蔭生涯学習センター)も、お陰様で順調に講座を進めることが出来ております。
掲載の動画は、オンライン講座で野鳥撮影の教材として使用しているものです。
お時間のある時に、見て頂ければ幸いです。

菊池渓谷 光芒撮影

2019年の夏、菊池渓谷光芒撮影ツアーでの写真を、動画にまとめてみました。
撮影は、私の門下生の中でも一番のフィルムの使い手、Chinatu Iwasakiさんです。
使用したカメラは、ROLLEICORD PENTAX 67II、フィルムはベルビアです。

同じタイミングで撮影した私のデジタル画像よりも、光芒の奥行きが表現されていて、あらためてフィルムの階調の豊かさを感じました。

新年あけましておめでとうございます。

写真は、10年前のお正月に撮影した鹿児島県、開聞岳の朝焼けです。
この時期、南九州市は、朝は開聞岳の朝日、夕方は枕崎市の火之神公園の立神岩に沈む夕日の撮影が出来る魅力的な撮影ポイントです。

動画は、私と行動を共にしている写真家の中でも、特に、フィルムにこだわりを持って撮影しているメンバーの活動記録です。
先の見通しが立たない日々が続きますが、2021年も、しっかり前を見て、マイペースに写真活動を続けていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Nikon FE

私と行動を共にしている写真家の中でも、特に、フィルムカメラにこだわりを持って撮影しているメンバーの活動記録として、YouTubeチャンネル「フィルムカメラ女子」を8月から公開しています。

今回の動画に登場するフィルムカメラのニコンFEは、1980年代に、スポーツイベントや事件取材の現場で、サブ機として活躍しました。

小型軽量ですので、3台目のカメラに最適でした。ファインダースクリーンを全面マットに交換してのぞくと、フラッグシップ機よりもピントの山がつかみやすく(個人的感想です)、また、全速電子制御のFEにはバッテリーが必要なのですが、万が一の場合は、1/90秒とバルブが機械式でシャッターが切れる安心感がありました。

追針式の露出計が、露出の概念を理解しやすいので、写真初心者へのレクチャーでは、今も現役で活躍中です。